男子１００ｍ １０５歳以上の部で、
ギネス認定されたおじいさんがいらっしゃるのをご存知ですか？
それが、１０５歳の現役スプリンター、宮崎秀吉（ひできち）さんです。
秀吉さんは、もともと囲碁や俳句が趣味でスポーツとは無縁だったのですが、
囲碁仲間や俳句仲間が次々と他界していく中で、ひとりで打ち込める趣味として、
９２歳で陸上を始めたそうです。
１００歳を超えて、歩くだけでもやっとで当たり前だと思うのですが、
その上、走るというのはすごいですよね。
毎朝５時半に起きて練習、それだけで、本当に頭が下がります。
９月２３日、京都市内で開かれた記録会では、
マスターズ陸上競技の１００メートル走（１０５～１０９歳）に出場。
４２秒２２で見事完走、
世界最高齢スプリンターとして、ギネス世界記録に認定されました。
それでも、記録には少々不満だったようで、
「ここらで手を打とうと思っていたけど、あと２～３年は練習しないと」
だそうです。
１０５歳にして、この前向きさ、素敵です。
こういうお年寄りを見ると、元気をもらえます。
私もこういう元気なお年寄りになれるよう、がんばらないと。
秀吉さんには、これからもがんばって、元気に走り続けてほしいですね。